版画
久しぶりのコラムです。
しかも今回は少林寺拳法と全く関係ない内容です。^^
昨日、版画を買いに行ってきました。 ・・・と言っても私が買ったのではなく妻が買ったのですが、二人で久しぶりに銀座に出かけ画廊に行って版画を2点買いました。
1ヶ月ほど前、妻に
『お世話になっているお花の先生に贈り物をしたいんだけれど、ありきたりのものではなく何か記念になるようなものにしたい。しかも先生センスが良いから何にしたらいいと思う?』 と相談されて、
『だったら版画はどう?』 『自分が欲しい作品を贈ったら先生もきっと喜んでくれるんじゃないかな?』 ということでゴールデンウィークに買いに行くつもりだったのですが、連休中は画廊がお休みだったので今回のお出かけになったわけです。
版画というのは庶民が自分のお小遣いで買える芸術作品です。無名の人のものなら油絵とかでも買えますが、画壇で名の通った人の作品がお安い値段で買えるのが版画です。しかもデパートとかで売っているコピーの作品ではなく、オリジナルの本物がです。
どうしてかというと、版画は複数枚印刷するため同じ作品(すべて本物)が20点なり30点なり出来るわけで単価が安くても総額ではかなりの金額になります。なので、1点の単価はお安いのです。以前私は画廊を巡っていて、偶然浜口陽三さんの小さな作品を見つけ、さんざん迷った挙げ句、購入を見送った事がありました。
ナンデヤネン!(。-ω-)_θ☆(ノ・⊿・)ノ 買えよ! ( #` ¬´#) ノコラ!
彼ほどの作家の作品でも小品なら手が出る値段なのです(今じゃもっと高いけど、浜口陽三。)
今回行った画廊は、以前私が二度ほど個展を開いた事のある <シロタ画廊> さん。
この画廊は、貸し画廊と常設展示・販売をおこなっており、以前から質の高い版画を扱っている画廊なのでここに行けば欲しくなる作品がきっとあるだろう・・・ということでピンポイントでここに探しに出かけたわけです。
妻もあらかじめネットで作家・作品をチェックして出かけ、先生用に私お薦めの黒崎彰さんの小品を、自分用に艾沢詳子さんの小品を買い、画廊のご主人のお話をいろいろ伺って充実した時間を過ごすことが出来ました。
私はというと、大好きな黒崎彰さんの作品を沢山見てすばらしさに感動し非常に満足したのと同時に『自分も作品を作らなきゃ・・・』という気持ちになり、ご主人にも『是非、作品を作ってください。』と言われ、これからはコツコツ作品を作っていかなきゃなと反省しました。
絵というとお高いというイメージがありますが、版画は別です。プロのオリジナル作品を手元に置いて鑑賞でき、しかも額込みで15,000円ぐらいから買えます。インターネットなどでも購入できますが絵の場合、作品を見て気に入ったものを買うのが基本になりますね。
画廊というと敷居が高い感じがしますが、今回の <シロタ画廊> さんはご主人はじめスタッフが親切な方ばかりなので、素人でも気さくに対応してくれるし相談にも乗ってくれるのでお薦めです、一度足を運んでみるのも良いかと思います。